ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る28歳女子の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

関ジャニ∞の「罪と夏」から考えるジャニーズ夏ソング 〜忍者からHey! Say! JUMPまで

暑い!! そんなときは夏の歌を聴こう!!

というわけで本日はジャニーズの夏うたについて!!

 

いやー、少プレ観て以来、毎日口ずさんでる。わたしすごく好きなんですよ、関ジャニの新曲「罪と夏」タモリさんもMステで驚いてたけど、関ジャニ初の夏ソングと聞いてわたしも驚きました。なんなら毎年出してるような気さえするのに!

 

罪と夏(初回限定盤A)(DVD付)

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罪と夏(初回限定盤B)(DVD付)

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罪と夏

罪と夏

 

 

実は、関ジャニ∞のアルバムは一応ほぼすべて聴いているんですが、どの曲もこれまでどうもわたしにはピンとこなかったんですよね。

おそらく単純に、純粋なバンドサウンドよりも打ち込みっぽいのが今の好みっていうのもあると思うし、スマートなアイドルが歌うスマートなアイドルソングが好きっていうのもあると思うんですけど。

でも関ジャニ∞に興味がないのかって言ったらまったくそんなことはなく、彼らが出るバラエティ番組は喜んで録画して喜んで見るくらいの熱量はもともとあったので、楽曲から好きになってどんどんハマっていく派のわたしとしては、「罪と夏」がこんなに好きになっちゃったんで、これから関ジャニのこともっと好きになるかもしれないな、とわくわくしております。とりあえずアルバムをすべてちゃんと聞き直すところから始めて、ライブDVDも観たいなあと考えております。

 

(ちなみに何かと話題になっている関ジャニの最新ライブDVDですが、コンサートを「場」「作品」としてパッケージングしているDVDが好きなわたし個人としては、逆に超観たいです。大倉くん不在という致命的状況でもコンサートをやることを決意したメンバー・スタッフと、そのコンサートを受け入れて成立させたファンが過ごしたその時間は、確かに記録しておくべき重大な歴史だったんじゃないだろうか、そんなことができるのも関ジャニならではなんじゃないかと、第三者としては思います(でもたとえばもしテゴちゃん不在のNEWSのライブDVDなんかがあるとしたらこんなに冷静でいられるかは不明←無責任ですみません))

 

で、「罪と夏」の話に戻りますが、曲自体というか、7人がわちゃわちゃしてる画含めで最高にいい!!

まず衣装。

アロハシャツとカラフルなショーツという夏らしさ全開の、しかし世間的に見ても十中八九「関ジャニっぽい」って言われるんじゃないかという感じがする衣装。でも柄×柄で実はトレンド取り入れてて超おしゃれ。スタイリスト誰だろう。好みすぎる! 特に横山さんと丸ちゃんの色味が好き! 

柄も色もバラバラなのが7人もいるんで画面内の色がすごくて眩しいくらいだけど、夏らしいし関ジャニのパブリックイメージにぴったりだし、この衣装はどこをどう取っても素晴らしいと思います。

 

そして振付。

イントロからあかん、か、かわいい……!! お尻振ってるじゃん……!

で、冒頭の「あっちゃちゃちゃちゃ」のとこの、シャツの前をぱたぱたする仕草の7人! わたしもそれよくする!! 混ざりたい!!←え

あと波乗りダンスの変形版みたいなやつも愉快でいいなー(たまに部屋で練習していることはまだ誰にも言ってない。なかなかうまくならない)

そしてサビの右手右足を一緒に上げるとこ。この部分は大倉くんを見てしまう。細くて長い手足による余裕のある感じがたまらん。ここと、「ほら夏だしさ」の部分の振付、あれは絶対カラオケでやりたい。覚えやすい振付って本当に大事。

 

ダンスといえば先日急に下記記事のランキングが上がってわたしはとても嬉しかったです。ありがとうございます。この記事は手前味噌ながら気に入っているので、ぜひご一読いただけると嬉しいです)

chatnoirpop.hatenablog.com 

 

そして歌。

最初の大倉くん×亮ちゃん×すばるくんのパート、すごいかっこいいんだけど何あれ。あと「水着ーナ」の語感やばい。この言葉は発明だと思う。そしてその間わちゃわちゃしてる後ろのズッコケ4人組(←勝手にズッコケ呼びしてすみません)が最強にかわいい。この人たちの笑顔は素の感じがしてこっちまでニコニコしちゃう。

Aメロは王道J-POPという感じのメロディだけど、Bメロ部分が特徴的。ただのポップスじゃない、関ジャニらしさがそこに出ているように思います。特に亮ちゃんの声はこういう男らしい歌い方にぴったり。

で、サビのすばるくんの「マジだぜ?」から「君は〜」の抜け! ひーーー気持ちいー!

そしてヤスくんの上ハモと丸ちゃんの下ハモ。どちらも非常に効いてる。わーーー気持ちいーー!!

あと最後の「ガンガン強炭酸 ハートがビートの夏!」の時に中心にいる村上信五さんがわたし非常に好きです。異常に好きです。「ガンガン強炭酸 ハートがビートの夏」という歌詞、その勢いとか楽しさが、村上さんのために書かれたんじゃないかと思えるくらいに彼にしっくりきます。

 

この曲、歌詞がどこ切り取っても「夏!」そして「恋!」なんですよね(そういや最後に「夏恋」って言ってるわ)。ブレがない。

これはあれですよ、最高気温35℃の夏の日曜日の14時頃の湘南の海岸ですよ(断言)

一夜の過ち的な短命の恋はNEWSの専売特許だと思っていたけど、関ジャニもはしゃぎたくなるんだな、夏だもんね。

 

特にわたしが大好きなのが「今 君の八月のすべてくれないか?」という歌詞。最高の口説き文句だと思います。

あげるし!全然あげるし!31日まで全部あげるし!

なんならわたしの九月以降ももらってくれていいし! 

作詞の高木誠司さんに夏の口説き文句2016グランプリを差し上げたいと思います。おめでとうございます。

 

 

さて、ここからが本題です。ジャニーズの夏ソング

わたし、ジャニーズの夏歌には大きく分けて2種類あると思うんですよ。

まず「罪と夏」的わちゃわちゃ夏ソング

 

代表はHey! Say! JUMP「真剣SUNSHINE」

夏恋押しの歌詞含め、衣装の過剰な夏感含め、「罪と夏」と全く同じラインにある楽曲だと思う(おジャンプちゃんのはっぴ風衣装は、高木くんの魅力を際立たせてくれたという意味で個人的に感謝しかないですが)。

Hey! Say! JUMPっぽさという観点に立ってみれば「真剣SUNSHINE」にはそれが皆無だけど、「わちゃわちゃ夏ソング」という意味ではジャニーズ的アプローチとしてまったく間違っていないんだなと思います(でも本当に、「真剣SUNSHINE」みたいな曲を今のジャンプがリリースするに至った会議の内容をわたしは知りたい。まあ好きなんだけど)

でも同じタイプの曲を2グループが同じ年の夏にリリースするっていうのは、ファン以外の人たちからみるとなんとなくイメージかぶっちゃいそうで危険な感じがしますが、まあ偶然だからしょうがないか。

(ちなみに去年はNEWSさんが「チュムチュム」なんていうまさかのインド風夏恋わちゃわちゃポップスをリリースしましたが、あれはどうカテゴライズすればいいものか……)

 

そして「夏恋」じゃないけどわちゃわちゃな夏の代表曲は我らがSMAPの「BANG BANG バカンス」ですよね!

「あちー!だりー!でも夏たのしー!」感、「写真は基本Vサイン」の5人(←このとき5人でちんまり集まってピースするSMAPがいつもいつもいつもかわいくて身悶えてる)、まさにわちゃわちゃ夏の醍醐味。

あとタキツバの「HO! サマー」もこの路線かな。なつかしー

 

で、この「わちゃわちゃ夏ソング」路線の楽曲のことを考えたとき、わたし、思い出したアルバムがあるんです。

それが1991年発売、忍者の『Summer Fiesta』

 

SUMMER FIESTA

SUMMER FIESTA

 

 

これだわ、「ジャニーズ夏ソング」の決定盤!!

 

忍者っていうグループは知らなくても、「お祭り忍者」はカウコンで絶対聴いたことあると思います。もともと美空ひばりの曲のカバー、というかリメイクだけど、もはやある年代以下の日本国民には「ジャニーズが年末にやたら歌う曲」という認識をされているんじゃないかとわたしは疑っています。

 


お祭りマンボ(美空ひばり)

 

何をきっかけにしたかは忘れたんですが、これ中古で買って家にあるんですよね。想像以上に良いアルバムなんでこの夏皆さんに聴いてほしい。

収録曲すべてが日本各地の夏祭りをテーマにしていて、歌詞カードにご丁寧にその祭りの概要まで書いてある。とんでもないコンセプトアルバムです。

 

曲としては割と王道J-POPで良質メロディが多いんだけど、歌詞はいかにも関ジャニやジャニストちゃんが歌ってそうな、おもしろい歌詞が多いです。

たとえば「ZONDAG」(どんたく)という曲。*1

踊れ 中洲 酔って 川端

祭り 歌えば 夢ひと夜 

この2行だけで博多どんたくに参加したくなるのはきっとわたしだけじゃない。なんと素晴らしいご当地ソング

どんたく どどどどど ヨッシャー

どんたく どどどどど ヨッシャー

なんて掛け声もあって、これを歌っているジャニストさんの画が浮かびくるようです。

ちなみにこの曲も王道のメロディですが、歌詞のせいでいかにも「色もの」感、「ノベルティ」感、つまりみんな大好き「トンチキ」感がプンプン。あーいい曲ー。

 

収録曲で特にわたしが大好きなのは「Our Dance」(「阿波」と「Our」とかけてるこのタイトルを見よ!!そのセンスまさにジャニーズ!!)です。もう関ジャニ・ジャニスト感がすごくて。

惚れる阿呆に 振る阿呆

同じ阿呆なら惚れなきゃ ソン ソン ソーン

このポジティブさ。こういうの好きな人いるでしょう。最高でしょう。(しかも誰か知らないけど声質が有岡くんに似てる人がいて、はっぴを着て歌い踊る有岡くんの顔が自然と浮かんで楽しい)

ちなみに

エライヤッチャ エライヤッチャ ヨーイ ヨイ

エライヤッチャ エライヤッチャ ヨーイ

Come on baby. Let's dance tonight!

これがサビです。「エエジャナイカ」となってるとこもあります。完全にジャニストやー! 何度も言いますがこの曲も王道のポップなメロディで最高です。

 

というわけで、ジャニーズの夏ソングのわちゃわちゃ感は、「お祭り感」と浅からぬつながりがあるような気がしてきました。つまりわちゃわちゃ夏ソングこそジャニーズのお家芸ってこと。だからそれを極めたと言える忍者の『Summer Fiesta』は、ぜひ聴いてみてほしいです。

(ちなみにその「お祭り感」、言い換えると「祝祭感」、それはわたしがジャニーズWESTの魅力と感じているひとつの特徴でもあります。うーん、そう考えるとなんかぼんやりだけどいろいろ繋がってきたな……ふむ……)

 

chatnoirpop.hatenablog.com

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でも、ジャニーズの夏ソングにはそういう「わちゃわちゃ感」が皆無の、爽やかな夏を歌った曲もたくさんありますよね。それがもう2つ目の夏曲パターンで、わたしはそれを「ジャニーズ爽やか夏ソング」と名付けます。

 

たとえばスマップだけでも「はじめての夏」「SUMMER GATE」「paripia!」……気持ちいい、清涼感を感じる夏曲がたくさんあります。

あとカミセンの「夏のかけら」! 夏の爽やかな恋といえばこれ!(ちなみに今改めて歌詞を見てみたら、思いの外歌われているシチュエーションが若くてびっくりしました。10代の輝きよ…… http://j-lyric.net/artist/a002c9e/l00018d.html

テゴマスも夏への扉とか「花火」とか、爽やか度100の曲がありますね。

 

しかしやっぱりジャニーズ爽やか夏ソングの真打ちはKinKi Kids兄さんのジェットコースター・ロマンスだよね!!

 

ジェットコースター・ロマンス KinKi Kids - 歌詞タイム

 

松本隆先生作詞、ヤマタツ先生作曲で、アイドルの王道をバチーンと攻めてるこの曲、嫌いなジャニオタは誰一人としていないんじゃないかと思います。

今こそわたしの中で「KinKi Kids=冬の歌」のイメージになっているけど、当時は「フラワー」といい、「永遠のBLOODS」といい、キンキには夏のイメージがあったのを思い出しました。*2

 

ジャニーズ爽やか夏ソング、それはつまり日本のアイドルソングの系譜に連なる王道の曲たちなのだろうと思います。

スマップの「はじめての夏」だってあの馬飼野康二先生作曲! アイドルソング万歳!

 

ちなみにそういう爽やか夏ソングでは一夜の恋とか火遊びとかじゃなく純恋、青春が歌われるもんだけど、一聴したら爽やか夏ソングの系譜に連なるはずの曲なのに歌詞をよく見てみれば海で年上女性の色気にムラムラきてるだけ、それがNEWSの「渚のお姉サマー」です。まったく、「チュムチュム」といい、さっきからNEWSの例外感がすごいな。

 

 

というわけで、ジャニーズの夏ソングの系統を便宜的に2種類に分類してみました。

あとは「アゲアゲ系」っていうのもキスマイあたりが歌いそう(すみません、キスマイはベストしか聴いてなくてよくわからず。キスマイはもう夏ソングあるのかな? ぜひ教えてください)

 

とにかく、ジャニーズらしさで言ったらやっぱりわちゃわちゃ夏ソングになるわけで、そういうタイプの曲を最低一曲、毎夏どこかのグループがシングルとしてリリースしていただけると個人的に非常にテンションが上がるので、どうかひとつ、よろしくお願いします。

というわけでみなさん、今年もジャニーズの夏うたで彩るいい夏にしましょう! わたしもちょっと今からiTunesで夏用のジャニーズプレイリストを作ってきます。

*1:「どんたく」の語源となったZONDAGというのはオランダ語で「休日」を意味するらしい、そんなことが歌詞カードに書いてあるのです

*2:でもKinKi Kidsには冬の名曲が多すぎるし、今となっては二人の声は夏より冬が似合う気しかしない