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ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る28歳女子の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

【Sexy Zone 5th Anniversary Best 初回限定盤A 感想】Sexy Zoneはひとつのテーマパークである

ジャニーズ Sexy Zone J-POP

『Sexy Zone 5th Anniversary Best』初回限定盤Aを購入して以来、特典DVDを観たのはこれで何回目か、もはやわかりません。

何度観ても、某ディズニーランドも真っ青なほどの大きなテーマパークに開園から閉園までがっつりいたくらいの満足感と心地の良い疲労感を感じます。まるでSexy Zone自体がテーマパークかのような気持ちです。

 

いやしかし5年って結構長い。何でもできる。しかも20代の5年間と、10代の5年間は全然違うよね。見目麗しい男の子たちの10代後半の5年間を猛スピードで駆け抜けて拝見させていただくという体験が、ここまで貴重なものであるとは知りませんでした。本当にありがとう。 

 

しかしSexy Zoneに対する「テーマパーク」という言葉、冒頭でさらっと使った割にあまりにもしっくり来すぎていて、ウォルト・ディズニーからマイケル・ジャクソン、そしてジャニーさんへと繋がるその系譜が今突然頭に浮かび戦慄しました。やっぱりジャニーさんは生粋のアメリカ人なんだ、間違いない。

 

というわけでセクシーゾーン初心者のわたしが、MVと、同時収録されているマリウス主催ホームパーティを観て考えたことを書き連ねたいと思います。

 

ちなみにワタクシとSexy Zoneといえば、

  • 歴史は後追いでざっくりとしか知らない
  • 今年コンサート(ウェルセクコン)に行った
  • ジャニショで写真は買った
  • 少クラは毎週見てる
  • どうしてもケンティーから目を離せない
  • あとひと押しでFCに加入してしまうんじゃないかと思っている

くらいの関係であります(こう書くと割と熱量ある)

なぜそんな初心者が感想を書くかというと、わたしのようなSexy Zone初心者こそ、この5周年記念ベスト盤を購入すべきだと思うからです。

わたしは特に初回限定盤Aを買ってよかったなと思っています。だって、カラオケでしか眺める機会のなかったMVたちを手元に置ける幸せといったら……

さらにシングルMVを時系列順に一気に観ることにより、客観的にSexy Zoneの成長を見つめることができると思うからです。

では一曲ずつコメントを。

 

Sexy Zone(2011)

黒バックに映える美少年たち5人のアップ。

一転、青空に浮かぶ世界(わたしはそれを「セクシーゾーン・ワールド」と名付けた)。

そこには大きなミラーボールがひとつ。 

そして白い衣装を着たSexy Zoneの5人と、黒い衣装のJr.くんたち。

 

その黒と白の対比は、まさにジャニーさんが好む、主役を目立たせる手法*1です。どれほど多くのJr.がその世界に存在しようとも、白い服を着た5人がその世界の絶対的な主役なのです。

そもそもSexy Zoneデビュー時、ジャニーさんは、ジャニーズJr.を巻き込んで流動的なユニットとして活動させるという構想を抱いていたよう。なので、衣装さえ変えればすぐにSexy Zoneに加入できそうな多くのJr.を5人の周りに配置させているこのMVは、その構想の片鱗を表現しているような気もします。

逆にいうと、ジャニーズJr.という大きなファミリーのなかから選出されたばかりの男の子たちに「主役感」というべきオーラを与えるには、衣装の色を変えたり、小道具(バラの花)をもたせたり、見てくれをちょっと特別にするしかない。

着る衣装の色だけで身分がまったく変わってしまうというのは残酷だなとも思いますが、その「色の違う衣装」を目指してジュニアくんたちは切磋琢磨しているのだなと考えると胸が熱くなります。手越さんが最近のNEWS RINGで語っていたけれど、やはり人は競争することで大きく成長できますからね。

 

バラをくわえたり、勝利くんの囁き(「セクシーローズ」) があったり、曲もMVもかなりセクシーさを前面に出した世界観だけれど、終始「笑顔のない健人くん」というのもその世界観を補強しているような気がしました。王子様スマイルがない健人くんは新鮮な感じもしますが、おとなっぽくて素敵です(5年前だけど)

 

驚くべきは勝利くんの揺るぎなさ。そして年少ふたりのあまりのかわいさと小ささ、さらに年上ふたりの完成度の高さ。そこには超えがたい壁が年少ふたりと年長ふたりのあいだにある感じがするし、実際年少メンバーたちは、年長ふたりの「背中を見て育った」、「今の自分と同じ年齢のときのふたりとを比べてみるとふたりのほうが全然大人っぽい」などと語っている。だけどこの5人が5年後の今、それぞれあんなに立派になるんだよね。2016年に観るからこそ、「成長」という言葉の意味を噛み締めることのできるMVです。10年後にも20年後にもまた観たい。

 

Ladyダイヤモンド(2012)

しまった、ここで「テーマパーク」がテーマのMVが出てきてしまった。わたしが言いたいのはSexy Zone自体が「テーマパーク」なんだよ、ということなんだけどまあこのMV超絶かわいいから細かいことはどうでもいいや←

 

ホームパーティのときに風磨くんが、このMVの撮影スタジオではキャラメルポップコーンの匂いが漂っていた、と証言していますが、そんな香りがわたしの家のテレビの画面からも漂ってきそうな、ポップでカラフルで悪役のいない濃厚なファンタジーの世界。

あまりにハッピーなので、彼らのために、そしてそれを観る私たちのためにもこのまま時間を止めてしまってもいいんじゃないか、と思ってしまうくらい、そこにはひとつの完結した、平和な世界があります。「完結した平和な世界」というのはまさにテーマパークなわけで、その強固な世界観に、初見のときはめまいがしそうでした(が今はもうすっかり慣れました)

 

5人ともピンクのジャケットに、横に線の入った黒いパンツ、白靴下に黒ローファーでさらに左手だけ白い手袋、という衣装ですが、これはまさにマイケル・ジャクソンへのオマージュ! やっぱり「テーマパーク」だから? ピーターパンもいるし!?

ここでのMJオマージュは唐突な気もしますが、そういえばそもそも「Sexy Zone」というグループ名がMJのイメージを元に名付けられていたことを思い出し、2枚目のシングルでそのコンセプトを明確に打ち出しているんだなあ、と納得しました。

 

中島さんはこの曲では前曲と打ってかわって初っ端からアイドルスマイルを披露してくれていますが、その「あーそれそれ!それ見たかった!」感よ。やっぱりアイドルは笑顔が一番だよね。

 

Sexy Summerに雪が降る(2012)

セクシーゾーン・ワールドは今日も平和です。ついに夏にも雪が降りはじめましたが平和です。

 

この曲のなかで彼ら5人は四季を縦横無尽に駆け回るのですが、その様相はまるで某ディズニーランドのアトラクション、「イッツアスモールワールド」に乗っているかのよう。

たくさんのジュニアくんたちも相まって、まさに「世界はひとつ」くらいの大きなメッセージを発しているような気さえして、実際に「一年中愛してるよ」という大きなメッセージを発しているので、やっぱりこれは「イッツアスモールワールド」なのでした(もう訳がわからない)

 

そしてこのMVのマリウスくんと聡ちゃんのかわいさが暴力的なレベル。なんて天使……

 

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「Real Sexy」(2013)

平和なセクシーゾーン・ワールドにはじめて危機が訪れます。マリウスくんと聡ちゃんを含むジュニアくんたちが、モンスターに捉えられてしまうのです!

そこで立ち上がったのが魔法が使える3人の王子様。

 

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勝利くん=、健人くん=、風磨くん=

というように、それぞれ使う魔法の属性が違うんですが、それがまあ適材適所とはこのことか、というくらいにぴったりで本当最高。それでもわたしはやっぱり水の使い手健人くんから目が離せないんですがね←

で、3人が集結し、力を合わせてモンスター(弱そう)を退治して聡マリを救出して終わり、というストーリーですが、これはまさに絶叫系アトラクション並みのドキドキ感を味わえます。最後3人の魔法を合わせて攻撃するときに、スプラッシュマウンテンよろしく一気に落下したい。

 

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健人さんの水の魔法の似合うことよ……

 

バイバイDuバイ(2013)

待って、これ「チュムチュム」?!と見まごうくらいの中東感。

わたしはこのMVに、「セクシーゾーン・ワールドの住人たちのはじめての海外旅行」と名付けました。

ディズニーシーにあるオリエンタルな感じのエリア、ちなみにあそこにあるジーニーのメリーゴーラウンドがわたしとても好きなんですが、イメージ的にはそんな感じ(適当)

みんなで輪になって踊るのってどうしてあんなに楽しそうなんだろう。修学旅行のレクリエーションを思い出します。そしてその辺に魔法のランプが転がってそうなくらいの太陽光感がいいですね。

 

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それにしても年長ふたりのターバン姿が似合いすぎてため息。

そしてみんなで肩を組んで踊るのってちょっと難しいと思うんですが、そんなときにもアイドルスマイルを崩さないケンティーにぐっときます。

 

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「King & Queen & Joker」(2014)

キングオブアイドル、中島健人降臨!!!!

 

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そうか、やっぱり「セクシーゾーン・ワールド」の王様は健人くんだったんだね!

別に急に顔が変わったとか、何が変わったとかじゃないんですけど(むしろケンティーはデビュー時から完成度が高く、今と大きく変わっていない)、ケンティーのオーラがこのMVで爆発している感があります。衣装の白スーツが似合ってるとか王様姿が似合いすぎてるとか、それはあると思うんだけど、彼に一体何が起こったんだろうというレベル。当時の仕事が充実していたのでしょうか? それともナチュラルな成長? ああ! 恐ろしい子

 

「どこにいたってYou and me」部分で勝利くんと健人くんがピースサインを絡ませるシーンも印象的、というか象徴的。

これまで勝利くんの1トップにふまけん・聡マリ、というはっきりした構図だったのが、勝利&健人、プラス3人、という新しい構図が見られます。

 

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しかしキング(健人)とジョーカー(風磨)がクイーン(勝利)を取り合うあの構図はなんだ。うらやましいぞ。願いが叶うならわたしもクイーンになりたい(とどこかでマリちゃんも言ってた。全女子の気持ちを代弁してくれてありがとう)

 

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セクゾワールドのキング、ケンティーのレベルが1段上に行ったと同時に、セクシーゾーン・ワールド自体もレベルが上がったようで、セットや衣装もグンとスタイリッシュになるのがこのMVです。

 

「男 Never Give Up」(2014)

事件です。ここはあの「セクシーゾーン・ワールド」ではありません。はじめて「外界」の存在を感じる、異質なMV。

というのも一切Jr.が登場せず、その代わり外部のエキストラが登場するのです。Sexy Zoneが3人編成であった時代の曲なので当然だと思いますが、これまでの曲で濃厚な「セクシーゾーン・ワールド」に浸かりきっていた身としては、この変化にはそこはかとない物足りなさを覚えました。

ファンタジーの世界から現実世界に戻ってきたような、いや、とはいえこれだって十分しっかり作り込まれた世界なんですが、あまりに今までのMVの世界観が完結したものだったので、違和感みたいなものが生まれます。

その原因としては、5人で調和が取れていた世界から、3人だけになった途端に、「勝利くん1トップ+ふまけん」でも「勝利&健人+風磨」でもなく、「勝利>健人>風磨」という如実なヒエラルキーみたいなものが見えてしまっているのが大きいかなと思います。それは主に、奥に長いセットの中で、手前から勝利・健人・風磨、の順番で並んでいる、その構図のせいでしょう。3人って難しい……

負の感情なんて存在していない(少なくともそのように見えた)、そして幸福しかない完璧な「セクシーゾーン・ワールド」の外に出てしまった3人は、これからどうなるのでしょうか。

 

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ちなみにこの「男」という文字のセット、サカナクションの「アルクアラウンド」(2010)のMVからの流れに乗ったものかなと思ったり(ちょっと遅いけど)

 


サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO)

 

そこで選ばれた文字が「男」っていうところがジャニーズだな…という感じしますね。いいぞ、もっとやれ。 

 

「君にHITOMEBORE」(2014)

セクシーゾーン・ワールドから出た3人にはいろいろな変化が現れたらしい。

この曲で、中島さんがMVにおいてはじめて実質的なセンターとなっています。

歌割りも多いし、Sexy Zoneといえばのセリフ(「好きなんだよ、マジで」)もケンティーに任されています。それはこの曲がケンティー主演ドラマの主題歌だったからだと思いますし、曲ごとにセンターが変わるというのは他のグループではよくあること。センターにいる健人くんにも特に違和感は感じなかった。

だけど、「センターにいない勝利くん」という図に不思議な気分がしたのです。

勝利くんはジャニーズイズムを体現するようなその完璧な容姿とは裏腹に、あまりガツガツとしていなくて、「センターに置かれてからセンターになる」ようなタイプ、つまり実は、置かれたポジションの役割を確実にこなせる器用な子なんだろう、とわたしは勝手に想像しています。

だから違和感は彼がセンターにいない姿それ自体に感じたのではなく、むしろそれより、風磨くんと比べたときの「しっくりこない」感にありました。風磨くんと並んでしっくりくるのはやっぱり健人くんなんだ。ふまけんのヒストリーをそこまで知らないわたしもそう思うくらい、「シンメ」の特別感っていうものに、視覚的に大きく納得をしたのでした。

 

「Cha Cha Cha チャンピオン」(2015)

みんなー!! 不在にしていたKingとQueenとJokerが、ようやく「セクシーゾーン・ワールド」に戻ってきたぞーー!!!

というわけで、幸福で完全なセクシーゾーン・ワールドへの3人の帰還作、それが「Cha Cha Chaチャンピオン」です。

これまででも最多なのでは?と思われるJr.の人数もそうですが、何より「青空」が戻ってきたのが大きい。セクシーゾーン・ワールドの特徴は、「いつでも晴れているところ」(夏に雪は降るけど)ですからね!

聡マリが当時、現Mr. KingとPrinceの面々と同じ括りにされていたことについては苦々しさを覚えるけれど、でもMVに出演しているという事実がとにかく大事。「これこそSexy Zone!」っていう感じがやっぱりしますからね。これまでのMVで感じてきた「セクゾらしさ」の一翼を、聡ちゃんとマリウスくんがしっかり担っていたんだな、と改めて感じることができます。

 

「カラフルEyes」(2015)

そして「カラフルEyes」で5人体制が復活!

今作の舞台は「街」です。

前作「Cha Cha Chaチャンピオン」でのひたすら祝祭的なカラフル感とは違う、シックでアーバンなカラフル感。

雪も降っているし、Jr.も出てこない。

だけどその世界に存在するのは「僕ら」(Sexy ZoneとJr.たち)だけではなく、だからといって第三者(エキストラ)が存在するわけでもない。

なんだけれども、プレゼントを渡す行為、勝利・健人の目線の動かし方によって、「誰か」、もっといえば「キミ」の存在を感じさせるMVという、これまでの完全に閉じた「セクシーゾーン・ワールド」とは少し違う世界が広がっています(それでも、セクシーゾーンらしいなあ、と思うのは聡マリ効果か、あるいはセリフ効果か)。

ネバーランドで生まれ育った子どもたちが、外の世界を知ってついに大人になることを決意したかのような。「僕ら」だけの閉じていた世界から一歩踏み出して、彼らのことを待っていた「キミ」を見つめ手を差し伸べているかのような、そういう確実な「成長」「進化」を感じます。スーツを着こなすマリウスくんなんかはいつの間にかもうすっかり大人で、その姿にぐっとくるのでした。

Sexy Zoneの新章を飾るにふさわしい、個人的には曲含め非常に好きなMVです。

 

「勝利の日まで」(2016)

青空に大量のJr.にとことんカラフルな画面、という、お、これは元祖セクシーゾーン・ワールドか!?と思う要素は揃っていましたが、だけど何かが決定的に違う。

それは、5人が完全に大人になっていることだと思うんですよね。特に、これまでのMVでかなりフィーチャーされてきたKingとかPrinceとかの同年代Jr.が登場しないので、5人のオトナ感はもう超明らか。

衣装とか小道具とかの違いで「主役感」を出していたデビュー当時の姿はそこにはありません。オーラと余裕。しかもメンバー5人全員がセンターになるフォーメーションまで組み込まれていて、彼らがいるのはかつてキング・クイーン・ジョーカーがいた「セクシーゾーン・ワールド」ではないんだ、といよいよ納得します。

ジャニーズJr.に囲まれる最後の5人の笑顔には、うっかり涙ぐんでしまいました(最近のわたしの涙腺の弱さよ……)

 

 

以上が、初回限定盤Aに収録されているMVでした。

本当にどれも豪華絢爛で、世界観が強固で、それがわたしが「まるでテーマパークだ……」と思った理由なのですが、それでも常に同じではなくて、試行錯誤を繰り返しながらより良いものを届けようとしている姿勢が見えてグループをもっと応援したくなりました。

いろいろな種類のアトラクションがあるけれど、何かひとつ核となるコンセプトがある、それがテーマパークだと思いますが、Sexy Zoneはまさにそんなアイドルではないでしょうか。つまり、何をしてもセクシーゾーンっぽい、と思えるということです。嵐とかHey! Say! JUMPはシングルごとにガラッと表情が違って、それはそれで良さがあると思うんですが、コンセプトがしっかりしているグループはやっぱり強いな、とMVを見ていて思いました。

Sexy Zoneの核となるコンセプトを形作るのは、勝利くんの麗しいフェイスかもしれないし、ケンティーのキャラかもしれないし、ドイツ人とのハーフという珍しい存在のマリウスくんかもしれないけれど、なにより「Sexy Zone」というグループ名、というのがかなり大きいんじゃないかと感じます。

「セクシー」というインパクト大の形容詞を背負わされ、最初は正直名前負けしてるんじゃ、と思われていた男の子たちが、実際に疑いの余地なくセクシーになっていく様子をここまで目の当たりにすると、「言霊」の存在と同時に、ジャニーさんの審美眼の正確さに畏怖に近い敬意を払いたくもなるものです。わたしも今日から1日10回「セクシー」と唱えようかな。

 

 

同時収録のホームパーティについても、いちいち言葉を文字起こししたいくらいにメンバー全員が赤裸々に語っていて、本当にぐっときました。

観ていて改めて思ったんですけど、彼らも普通の男の子たちなんですよね。シードルを「アップル炭酸」って言っちゃう勝利くん。アイドルの権化みたいなケンティーだって、「カニクリうめえ」っていう普通の男の子。MVを観ながら切れ味よくツッコみまくる風磨くんも、「このとき俺、前髪変じゃね?」って昔の自分を恥じちゃう聡ちゃんも、DVD観ながら踊っちゃうマリウスくんも、本当に全然普通の男の子。

だけど5年間を振り返ったり、これからの目標を語る5人は、完全にプロのアイドルでした。

特に、「ファンを幸せにしたときにSexy Zoneが幸せになる」、「ファンがいること、メンバーがいることに感謝してる」、そうやって言い切るケンティーは本当にかっこいいと思いました。若干二十歳そこそこでこうやって断言できる中島健人という人、一体どこでどうなってこうなったのかすごく知りたい。この人は絶対裏切らない、一生信じてついていきたい、そんな風に思える強いアイドルです。

(ケンティーには木村拓哉感を感じます。絶対エース。仕草とか話し方とか目線の落とし方とか、そういうところも似てる。健人くんがさそり座じゃないというのが信じられない*2

今回5年分のMVを観ましたが、メンバーたちが口を揃えて証言するようにケンティーは全然変わらない。本当にブレない。デビュー時から自分のキャラを貫いてきて成長した。それを振り返って「大変だったよ」とはいうものの、いつだってつらさや迷いを一切感じさせないのがすごいし、芯はブレないながらもあらゆるスキルを徹底的に磨いて確実に成長しているのもすごい。トークやバラエティでも、ケンティーの安定した返しには驚きます。

この前のMステで繰り出した名言、

僕たちのsexyなセリフが、みなさんのsexyに届きますように。Sexyの名の下に

あれには本当に震えました、いろんな意味で。何度も繰り返して見ています。間違っても消さないように録画にプロテクトかけてます。なんだよあいつ、非の打ち所がないよ……何をしても本当最高だよ…… 

 

 

というわけで、わたしは何度も言うようにケンティーびいきなので申し訳ないのだけれど、ケンティーだけでなくメンバーそれぞれの成長が如実に見られるDVDになっています。

さまざまな変化がありながらも、くさらず、めげずに活動を続けてきたメンバーが今のように立派に成長するのは当前かも。だから、彼らが頑張っているのと同じ分だけ、ファンたちも彼らを応援して、支えていってあげなければいけないな、と、結果、今わたしは母親のような心境に至っています。

 

それにしても『Sexy Zone 5th Anniversary Best』、コスパのよさがすごすぎる。CD2枚と全2時間強収録されたDVDが入って4000円弱ですからね。破格だよ……SEIYUなんて目じゃないよ……やはり全種買うべきだったかな……

 

とにかく、Sexy Zoneというグループが1mmでも気になっているそこのあなた。忘年会の誘いを1回断って、それで浮いた飲み代でこのアルバムを是非とも購入してみてください。初回限定盤のDVD付きがやはりおもしろいと思いますが、5年前と今の声の違いを聴くだけでもグループの成長を感じられるので、通常盤でも十分満足できるクオリティになっていると思います。5人で作った新曲「STAGE」も非常にいいです。コンサートのステージの上でこんな曲歌われたらボロボロ泣いちゃうやつです。

 

 

*1:堂本光一『エンタテイナーの条件』より

*2:

chatnoirpop.hatenablog.com