ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る28歳女子の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

ジャニーズのコンサートの特殊性とその理由【②Hey! Say! JUMP、ハシツアーズ、美恋など】

最近ジャニーズの皆さまがわたしの夢に出演することにためらいがなくなってきたようでうれしいかぎりです。我ながらすばらしい夢を連発しています。

たとえばセクゾコン@横アリ期間に風磨くんがweb連載の『刹那ルツブヤキ』で待ち合わせメール風記事を連発していたときには(あの爆モテ感……)、まさに駅で風磨くんと待ち合わせて一緒に電車に乗って隣の席に座るというまるで夢のような夢を見たし、昨日は昨日で学校の先生として働いているまっすーと仲良くなって一緒に校内を歩くというまるで夢のような(以下省略)

 

生活のほうは相変わらずで、ついに仕事のほうや家族のほうにまでも問題が生じたり、切羽詰まって占いの館に駆け込んだり、と頭を抱え続けていますがそちらはひとまず置いておこう。というのも前回の記事がなんと当ブログ100記事目だったことに気づいて、やっちまった、せっかくキリのいい数字だったのにジャニーズになんの関係もないことを書いてしまった、と反省したので、101番目の記事はしっかりジャニーズのことについて書こうと思っているのです。

 

 

さて、このあいだ、観ずにほっておいたジャニーズ関連のDVDを見漁っていたのですが、ジャニーズのコンサートって、それを作りあげる過程を含め本当に心を揺さぶられますね。ティッシュ1箱を膝の上に準備しておいてからでないとわたしは到底観ることができません。

ちょうどその前日に、はてなブログで慶ちゃんからもらったファンサについて書いたあまりにすばらしい記事を読み電車内で涙を流すという体験をして(←情緒不安定もあると思うけど本当に感動的な記事だった)、〈ファンとアイドルがコミュニケーションを取ることのできる場〉としてのコンサートについて考えていたこともあり、自分が1月にこんな記事↓

 

chatnoirpop.hatenablog.com

 

を途中まで書いていたことを唐突に思い出し、せっかく思い出したんだからこの記事完結させてみようじゃないか、と思い至ったわけであります。

というわけで、わたしが考える〈ジャニーズのコンサートの特殊性〉です。長くなってしまいましたが最後まで読んでいただけるとうれしいです。

 

Hey! Say! JUMP

わたしの2017年はJUMPコン@東京ドームで幕を開けたわけですが、5カ月経った今振り返ってみても非常に満足感のあるコンサートでした。

わたしはアリーナ席の中央あたりという良席をとってもらったのですが、東京ドームという激広い会場であったにもかかわらず、やはりメンバーが9人もいるのでほったらかしにされている感はあまり感じずに楽しめました(みんなでバクステに集まられたりトロッコで端のほうに行かれちゃったらちょっと暇だな感ありましたが)

 

開演前、周りにいるJUMPファンたちをじっくり眺めさせていただいたんですが、去年末に行った関ジャニ∞のコンサートと比べると年齢層が低い感じを受け、さすがJUMPファンというべきか、彼女たちの格好にもほとばしる〈ポップでハッピー〉感。わたしは最初こそ場違いじゃないかと後ろめたさを感じていたものの、いや始まってしまえばそんなの関係ありませんね。

 

また、岡本圭人くんのボディシールを手首に貼ったり、両隣の友人2人(有岡担及び知念担)が双眼鏡で自担を追うのに忙しいときなんかには、彼女たちが作ったうちわを持たせてもらったのも、まるで自分がジャニオタになったかのような心持ちになり非常にわくわくした一因だと思います。

 

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ありがとう友よ 

 

そのJUMP公演のなかで、なにがいちばん印象深かった?と聞かれればわたしは何のためらいもなく「Mr. Flawless」の薮くんと答えます。

 

「Mr. Flawless」とはアルバム『Dear.』に収録されたユニット曲で、中島裕翔くん、高木雄也くん、そして薮宏太くんという高身長の3人が歌う曲なんですが、曲がブロードウェイ感あってかっこいいんですよね。歌詞も〈スマートで、悪い男だとはわかっているけど理性には抗えないほどイイ男〉の典型みたいなこと歌ってますからね。

で、そんな3人の曲がどんな演出になるのだろうと思っていたら、

薔薇の花束を持った3人がそれぞれ客席のなかからひとりの女子を選んで花束を手渡す

という最高にファン泣かせ(いろんな意味で)なことをしでかしていて、この曲はそういう演出なんだよ、と両隣の友人に説明されたわたしは思わず胸に両手を当てて、な、なんてこと!!と叫びました(←いちいち芝居じみている節がある)

そしてその設定を知り、わたしの斜め前あたりにいる全身ゅぅゃくんカラーに身を包んだ女性が、自担のユニット曲だっていうのに着席して一心にスマホの画面を見つめている理由を理解しました。自分以外の女の子に自担が花束渡してるのを見るのなんて嫌だっていう子はそりゃまあいるだろうね。わかるよ。

 

しかしそれを含まずとも正直、この演出は100%大正解だとは言い難いと思いました。

3人が客席を見渡しながら、「えー、誰にしようかなあ」と選ぶ様子には、女子たちがカースト上位の見目麗しい男子たちに無遠慮に値踏みされているような気がしてちょっと嫌な気分になった。選ぶなら席番号とかで無作為に選んでくれたほうがこちらとしては楽しく見ていられるし、選ばれなかったファンも「運だからしょうがない」と思えると思うんですが。あるいは花束じゃなくバラ一本一本にして受け取れる人数をとにかく増やすとかさ。

彼らが発する「かわいい子ばっかりだから選ぶの大変だなあ」的なセリフも「え……しらじらしい……」と素直に受け取れなかったのは、わたしが寂しいアラサーだからということにしておきましょう。

 

そんな感じで終始「えー…これは……」というもやもやした気分で、割と白い目で眺めてたんですが、薮くんがスクリーンに映った瞬間に、そのもやもやが晴れました。

別にそれは薮くんが猛烈にかっこよかったとかそういう意味じゃなく(ごめん)、誰にしようか迷っている薮くんの右に映っている女の子、その子に心を打たれたのです。

彼女は〈薮くん大好き〉的なメッセージと、さらに確か〈今日誕生日だから祝ってくれたらうれしい〉的なメッセージが書かれたうちわを胸の前に持って近くまできた薮くんに最大限のアピールをしていて、もはや泣き出さんばかりの切羽詰まった表情をしている、誰がどう見たって明らかな薮くんファンでした。

わたしはそれを見た瞬間、薮くん!焦らさないで!右の子!右の子を早く選んでやってくれ!頼む!と、なぜか右の子を猛烈に推したい気持ちになり、その心理は自分でもよくわからなかったのですが、ついに薮くんがその右の子に花束を渡したときの、その子の〈うれしい〉と〈パニック〉が入り混じり、ついに泣いてしまったのを見た瞬間には心の底から感動しました。

 

改めて考えると、わたしが心を掴まれたのは切実な〈好き〉っていう気持ちを抱えた薮くんファンと、彼女の〈好き〉を5万人のなかから見つけて選んだ薮くんとは確かに思いを交わし合った、と思えたこと、つまりファンとアイドルとのあいだのコミュニケーションが誤解でもなんでもなく絶対に成立していたことなのではないかと思います。

その子はこの日のために髪の毛もしっかりセットして、かわいい服を選んで、ウチワも準備して、たくさんの時間をかけてコンサートに来た。そして薮くんはそんな子の切実な〈好き〉を無視したり、拒否したりせずにしっかり向き合った。

そうやって、薮くんがあの子を見つけて花束を渡したのを見て、まるで会場にいるすべてのファンの気持ちまでもが薮くんに伝わっている感じがしたんですよね。

好きだから、観たいから会いにきたよ、あなたは誰よりもかっこいいよ、大好きだよ、応援してるよっていう気持ち。それは多かれ少なかれ会場に足を運んでいる誰もが持っている感情だと思いますが、その気持ちをアイドルが優しく受け入れてくれているんだと感じることができれば尚うれしいですよね。

そういう、アイドルとファンの純粋に美しい関係をわたしはあのときの薮くんと女の子に見せてもらった気がしたし、ジャニーズのコンサートは音楽やパフォーマンスを楽しむ「ただのコンサート」ではない、ファンとアイドルが心を通わせる唯一無二の場なんだ、と知ったのもあのときの薮くんと女の子のおかげです。本当にありがとう。

 

そのあとは薮くんの株が急上昇で、後ろから高速トロッコに乗って前のステージに移動するときのロングジャケットのはためきにスタイルの良さと精悍な表情が相まって、こ、これがあの〈薮宏太の帝王感〉か……!と心臓を震わせておりました。声もいいし。こうして、薮くんは現場で見るとうっかり好きになってしまうタイプのアイドルだとわたしのなかにインプットされましたとさ。

 

A.B.C-Z 橋本良亮くんのハシツアーズ

こちら、『Reboot!』の初回盤についているDVDに収録されています。

Reboot!』は曲が好きだったのと、特典が異常に豪華だったのと、握手会目当てで購入したんですが、握手会は結局当日高熱を出し参加できず(泣いた)、特典も豪華すぎて逆にまとまった時間が取れずなかなか観れないという状態が続いていました。

わたしA.B.C-Z全体としては詳しくなってきたとは思うものの、橋本くんに関してはよくつかめない子だなあと感じたままで、なんなら苦手意識さえ抱いていました。

それでもとりあえず観てみなきゃ、と義務感で『ハシツアーズ』の映像を観たのですが、橋本くんって本当に笑顔がかわいいねえ。思わず文字を大きくしたくなるくらいかわいい。

 

特にそれを実感したのが「花言葉」のとき。

お気づきのかたもいらっしゃると思うんですが、ハシツアーズの「花言葉」でも、ファンがひとり選ばれて(こちらは無作為抽出で安心)、はっしーが彼女のために1フレーズ歌ってくれる&スクリーン上でチューしてくれるというコーナーがございます。

それが超泣けるんだわ。

選ばれた子の〈やばいやばいうれしい〉と〈無理無理無理死ぬ〉が入り混じったような表情がほんとにかわいい…… 女の子って恋をするとキレイになるっていうけど、それって絶対本当だよねって信じてしまいそうになるくらいかわいい。

そしてその子を見つめるはっしーが超やさしい……! JUMPの『Dear.』のときみたいな仮面をはっしーが装着しているんだけど、その子に向かって歌うっていうときにそれを外して彼女を見つめると、照れくさそうにはにかむんだよね。

なに!それ!聞いてないんだけど!!! はっしーがそんな顔するなんて聞いてないよわたし!!!

と画面に向かって一体どうなってるんだと問いただしたいくらいだったんですが、とにかくあの顔しちゃうのはずるいと思いました。ほんとずるい(二度言う)

そしてそんな顔をしちゃうはっしーがその子をじっと見つめて花言葉の一節を歌うわけなんですが、もうね……いい歌だしいい声だし女の子もめっちゃいい顔してるし、完全部外者のわたしでさえもさめざめと泣いてました。

それも、ファンとアイドルとのあいだの美しい関係を見せてもらったからで、NEWSが言ってる「美しい恋」っていうのは、間違いなくファンとアイドルとのあいだの関係のことなんだと確信するに至りました。

 

NEWSライブDVD『美しい恋にするよ』

このあいだ久しぶりに美恋魂DVDを観たんですが、何度観たかってくらい観てるのにまだ泣けた。

わたしがここまでジャニーズに堕ちるきっかけになったのがこのDVDだったからか、〈アイドルそのもの〉だけでなく〈ファンを含めたアイドル〉にわたしは興味を抱くようです。*1

 

 

芸能人って、特にアイドルってファンがいないと成立しない。ジャニーズの皆さんは特にそのことを深く理解しているように思うし、そのことを強く意識して活動しているアイドルにわたしは感銘を受けるし、特にNEWSやケンティーを偏愛している理由もそこにあると考えています。

そしてそんなアイドルとファンがコミュニケーションをとれる=お互いの愛を伝えあえる唯一無二かつ絶対的な場がコンサート。

だからアイドルたちは頭をひねってコンサートの演出や構成やパフォーマンスや衣装を考え作りあげてファンたちを満足させたいと努力するのであり、一方でファンはファンで自分史上最高に着飾って、愛を表現するかのごとくメンカラを身につけ、メッセージを書いたウチワを作るわけです。

一般的なコンサートでは、観客は主に音を楽しみに、あるいは踊りにいくのが目的です。実際のところ、わたしもそういうコンサートに慣れています。DJセットのライブだったりしたらステージなんてろくに観ずに友だちや恋人とひたすら踊るだけみたいなときさえあります。

そんな場所で、〈アーティストに愛を伝えにきた〉なんて人が隣にいたりしたらちょっと迷惑に思いますが、ジャニーズのコンサートではむしろ〈愛を伝えにきた〉人のほうが多くて、〈音を楽しみにくる〉人なんてごくごくわずかのはず。そしてそういう人たちにとっては〈愛を伝えようとする〉ファンたちの様子が異様に見えてしまうわけで、それがジャニーズのコンサートの一般人に対するハードルを上げていると思います。

 

だからジャニーズのコンサートはもう一般名称を〈コンサート〉じゃなくて〈デート〉(©手越)にしてしまえばいい、とわたしは提案したい。

 

ジャニーズのコンサートは、ファンとアイドルとのデートなんですよ。双方ともそれくらいの熱量をもって会場にやってきているわけなんですよ。

「これは君たちが想像しているようなコンサートなどではない、デートなのだ」、そうやって先に宣言されてしまえば、初めて行くような人たちやジャニーズよくわからんっていう人たちも「お、おう、そうか…デートか…」くらいの気持ちを作って行けるだろうし、「普通のコンサートとは違う」ということを理解した上で行ったほうが多分楽しめると思うのです。

実際のところ、ジャニーズのコンサートで音に合わせて自由に身体を揺らすなんていう楽しみ方をしている人なんてほぼいないし、なんなら一曲終わったあとの拍手さえパラパラとしか聞こえないときあるし(=みんなペンライトやウチワや双眼鏡などで両手がふさがっているから)、いくら曲の半ばの決めが気持ちいいからって「フゥーー!」なんて叫べる雰囲気ではないし、近くにメンバーが来ているっていうのに遠くの自担を双眼鏡で見つめるのに忙しい人たちもたくさんいる。普通のコンサートのノリでいくと、ちょっとルールが独特なので不完全燃焼のまま終わってしまうかもしれない。

だからそうではなく、「これはデートなのだ、わたしは彼らに会いに来たのだ」、そう思って思い切ってスタンスを変えるのがいいとわたしは思います。

 

だけど、だからといってラブラブなカップルのデートとは限りません。

もしかしたら別にものすごい好きってわけじゃなくてちょっと気になってる、程度の彼と出かけることになっちゃっただけ、っていうテンションのデートかもしれないし、あるいは友だちの気になっている人とのデートに無理やり連れてこられちゃっただけかもしれない。もちろん長年付き合ってきたカップルのデートかもしれないし、ずっと好きだった人と念願叶っての初デートかもしれない。

だけどとにかくデートなんです。

こちらがどんなテンションであろうと、デートの相手は全力で、楽しませよう、エスコートしよう、愛を伝えよう、としているわけなんです。だからとにかくそこを肝に銘じておくと、ジャニーズよくわからん……こわい……と思っている方々も、ジャニーズのコンサートってどうなの?と懐疑的な人も、十分に楽しめるのではないかと思います。ほら、やっぱりこっちがあまりに受け身だったり、不機嫌だったりするとデートって楽しくないじゃないですか。せっかくデートすることになったんだったら、お互いにとって楽しいデートにしたいじゃないですか。そういうことです(ん?)

友人が誘ってくれたSexy Zoneのコンサートで、それこそ「ちょっと気になってる」程度だった中島健人くんからのおこぼれ投げキスをいただいてすっかりハートを撃ち抜かれてしまったわたしがいうのだから間違いない。

 

手越さんは、ライブDVD『QUARTETTO』のドキュメンタリーで、ライブは自分の核であり、すべての活動がライブにつながっている、と語っていました。だから『イッテQ』やサッカー関係の番組、あるいは他のメンバーがテレビに映っているのを観てちょっとでも気になった人は、ぜひ周りにNEWSファンを探してor自分でファンクラブ会員になって(入会費わずか1000円、年会費たったの4000円!めっちゃ安い!)ンサートのチケットをとって、アイドルの〈核〉である〈デート〉に足を運んでいただきたい、といちNEWSファン、いちジャニーズファンとして思う次第であります。ライブでのNEWSはテレビでのNEWSとはまた全然違うから!もっと好きになるから!

 

 

というわけで、以上がわたしがこれまでに感じたジャニーズコンサートの印象でございました。(すみません粗削りなんで改めてちゃんと書き直すかも……)

 

そんなこんなでわたしとNEWSとの初デートまで1カ月を切りました。はあ……考えるだけで緊張する……一体わたしたちどれだけラブラブしてしまうんだろうか……はあ……(うるさい)

そして自分でこんな記事を書いたせいか、ピンクのトップスを買ってしまっただけでは足りずにウチワを作りたくなっています。作り方知らないけど。