ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る28歳女子の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

NEWSへの愛と尊敬が溢れてやまないこの世界でわたしは生きてゆきたい

NHK「いのちのうた」でのシゲ、ほんとうに立派でしたね…… 

初っ端から親かよ、みたいなテンションで恐縮ですが、いやほんと立派だった。

 

まずは常にニュートラルな姿勢で誰も傷つけない言いまわしをするけれど、それでも自分の思いをはっきり述べる加藤シゲアキのMC力に心から感服しました。

 

そして佇まいに表れる生来の気品。まさにNHKにぴったり。

 

あと顔がキレイ。ほんとキレイ。スタイルもいい。

1日だけでもいいから、世界にあるすべての美しいモノが、加藤シゲアキだけに「美しい」という形容詞を譲ってくれる日がくることを願う。

 

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そして大御所の、あるいは実力派歌手たちに並んで歌をうたうシゲ。

小説家としての感想を求められるシゲ。

力強くよどみないナレーションでメッセージを伝えるシゲ。

アイドルとして最高のパフォーマンスを見せるシゲ。

さらに自らが作詞作曲演出したソロ曲を地上波で披露した表現者としてのシゲ。

ほんとうにすばらしかったです。

この番組のMCは、加藤シゲアキにしか務まらなかったと心から思います。そして広島で生まれてくれてありがとう。

 

この番組を観ていると、加藤シゲアキという表現者が生きているこの世界にわたしも生きていることについて、無性に誇りに思いましたし、なんだか、この世界にできる限り長く生きて、この世界を見届けたいなって強く思いました。

 

 

実は去年祖父が、そしてつい最近祖母が亡くなって、命のこととか家族のこととか人生のこととか、いろいろと考えていたんですよね。それとも重なってしまっていよいよぐっときてしまいました。

わたしの祖母は幸運なことに戦争を乗り越え長生きし、子どもや孫に見送られ旅立ちました。彼女の葬儀に集まった人々は、口々に彼女の思い出を語り合い、涙を流し、その死を悼みました。

しかし世界には、〈戦死者〉や〈被爆者〉としてひとくくりにされてしまっている人生が無数にあるのです。

 

2週間ほど前、広島の被爆者の体験談を読む機会があったのですが、そこでもまったく同じことを感じました。

〈死者○○名〉と括られて死んでいった人々も、すべての人にそれぞれの人生があって、彼らひとりひとりの命を惜しむたくさんの人たちがいる。

戦争なんてなければ、原爆なんて落とされなければ、本来であれば、たくさんの人が集まり、時間をかけて、その人の死を悼むはずだった。

〈戦死者〉〈被爆者〉では片付けられない命がそこにはあるわけです。

〈命〉という言葉は普通名詞ではありますが、それを辿ると、固有の、唯一無二のあるひとりの存在に行き着くということを、わたしたちは忘れてはいけないと思います。

間違いなく、わたしたち人間が平和に生きていくためにいちばん必要なのは、想像力です(アメリカのオルタナ右翼ヘイトスピーチを行う人々の言動を見ていても、著しい〈想像力の欠如〉を感じます)

 

わたしは祖母の葬儀で涙を流しましたが、わたしも自分の葬儀に人々が集まって、涙を流してくれるような、そんな人間として死にたいなと思いましたし、つまりはそんな人間として生きたいな、と思いました。

 

 

それにしてもNEWSさんの歌う「U R not alone」は聴くたびに力強さを増していますね。

歌唱する4人を観ていて、NEVERLANDの冒頭で4人がそれぞれ持っていた道具を思い出した。

劔を背負う眼光鋭い戦士のまっすー、松明を掲げ周りを照らす太陽みたいな手越さん、旗を立てみんなを導くシゲ、魔法のステッキでみんなの士気を高める慶ちゃん。こうして2カ月経った今改めて気づくことになったNEVERLANDの練られ具合、改めてすごい。

あとコトリンゴさんの歌めっちゃよくって思わず泣いちゃった。『この世界の片隅で』観たいなあ。

 

はーそれにしてもほんとうにすばらしかったです。ほんとうに尊敬します。シゲ、おつかれ!

 

  

あの、こんなこと書くの本当は申し訳ないし恥ずかしいんですけど、ツアー以来、NEWSへの愛情と尊敬が日々募ると同時に、実は嫉妬が渦巻いて収まらない自分がいたんです。

 

コンサートではあんな完成した舞台見せられて、あんな強い気持ち見せられて、NEVERLANDでこんなとこまで到達しちゃったらこの後どうなっちゃうの、ロス期間結構続くんじゃないのなんて思ってたのに、夏の音楽番組ラッシュでは見た目のコンディションが4人揃って目を疑うほどいいし、それだけでも十分だっていうのに各番組でファンがめっちゃ観たいものをめっちゃ観せてくれてるし(「ORIHIME」「ミステリア」の少プレしかり、MUSIC DAYの「エンドレスサマー」「渚のお姉サマー」しかり、音楽の日の「U R not alone」しかり、シャッフルメドレーでのパッチワークガウンの着用だってそうだし…… というか、NEVERLANDツアーでの「U R not alone」はあまりにエモかったから、お茶の間に披露されることは当分ないだろう、「フルスイング」みたいにちょっと時間置くだろうなんて思っていたわたしはNEWSを見くびっていたとしかいえない。いやでもそうだよね、NEWSは感傷に足をとらわれて前に進めないグループなんかじゃないもんね……)、それに個々の仕事だって、それぞれが次々と新しい仕事をどんどん発表してくれて、挑戦し続けていて、周囲からの期待に応えようとしていて……。ファンとしては本当に誇らしいし、かっこいいし、そんな姿見せられたら好きって気持ちを抑えずにはいられなくて、テレビに映る彼らに向かって「はあ……ほんと好き……」ってひとりごちちゃうくらいなんですけれども(実話)。

しかしそれと同時に、ひとりの同世代の人間として、彼らが活躍すればするほど、この数ヶ月何にも変わっていない自分と比べてしまって、ぼくの心のやらかい場所(←なんか急に「夜空ノムコウ」)がざわざわとするし、自分のなかにある焦りをはっきりと感じさせられていたのです。

NEWSの4人に対するわたしの気持ちはただの好きとか憧れとかだけじゃない。【ライバル】とまでは言わないものの、彼らの姿を見ていると、やばい、自分も頑張らなきゃ、動かなきゃだめだ、もっとやれるっしょ、っていう気持ちになるんです。まるでわたしのなかの手越祐也が目覚めて騒ぎ始めるような、そんな感覚に陥るんです。

それは〈アイドルとファン〉の関係としては普通ではない関係だとは理解しているし、なんでNEWSに限ってこんな気持ちになるんだろうとずっと不思議には思っていました。(たぶん、〈同世代〉というのが結構大きいのと、これまでのNEWSのストーリーと彼らそれぞれの心情や葛藤を掘り下げて知っているからだと思う。NEWSの4人は自分の気持ちを率直に語るから、感情移入もしやすい。あとシゲとは過去が結構似ているので、自己投影、とはいかないまでもあのとき隣にいた男の子がシゲであったかもしれない、とリアルな存在に感じられる)

 

それでも、自分がNEWSとそういう特別な〈関係〉を築けていることをうれしく思っていましたし、自分を鼓舞してくれる存在がNEWSであることをわたしは幸福に感じていました。彼らの姿を見るたびに、癒しだけじゃなく前に進む力をもらえる。彼らのおかげで、わたしもこれまで少なからず前に進めてきたのです。

 

往往にしてアイドルっていうのは眩しい存在だけれど、ただ、眩しすぎて目を背けてしまいたくなるときってたぶんある。そしてそれがまさにツアー後のわたしの心境だったのかもしれません。

ここ2カ月は番組も録画しっぱなしで消化せず、NEWSの仕事からは目を背けがちでした。彼らを見ると、自分の努力のしなさをまざまざと感じることになるから。

 

でもそんな小さな、キレイじゃない気持ちも、今回のシゲの仕事ぶりを見て打ちのめされ、昇華されたような気がします。

ほんとうに圧倒されて、きれいさっぱり嫉妬心は消えてしまった。というか、もうすごすぎてなにもいえないんだわ。しげだけじゃない。NEWS4人がそれぞれ全方位的に最強なんだよ。

NEWSのこれまで培ってきた実力だって、考えてみればようやく世間の目に触れはじめ、認められはじめてきたばかりだ。たぶんこれからのNEWSは、もっともっともっと、なんだってできるんだと思う。それくらいの能力と賢さとスキルと想像力をもった4人だから。

つまりわたしが嫉妬していてもしていなくてもNEWSはどんどん前に進む。嫉妬している暇もないくらいに速く。

このままわたしが汚い感情にとらわれて彼らの姿から目を背けているあいだに、もしかしたらわたしの肉眼では見えないところまで行ってしまうかもしれないって思ったんです。そして、それだけは絶対嫌だと思ったんです。NEWSの道のりを近くで見届けたい!

 

そうやってNEWSの仕事を目の当たりにしてようやく汚い感情は消え、純粋な愛と尊敬だけになったわけですが、そんな自分に安心しました。やっぱりずっと、「なんで嫉妬してるんだろう」「なんで単純に好きとか応援するとか思えないんだろう」って、苦しかったですもんね。

そしてそうやって自分の仕事に対する姿勢を見せるだけでわたしのようなガヤを一瞬にして黙らせることのできる今のNEWSはほんとかっこいい。ほんと尊敬しています。ありがとう。わたしもがんばるよ。

というわけで去年の夏も最高だったけど、今年も「ほんとNEWSのファンでよかった」、と思える夏のようです。

 

非常にまとまりが悪くて申し訳ないですが、とにかく「いのちのうた 2017」、すばらしい番組でした。ぜひともみんなで感想を送りましょう!

http://www4.nhk.or.jp/P2063/

 

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