ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る29歳の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

6月27日発売 NEWS最新シングル『BLUE』感想 ②「夜よ踊れ」に踊る夜(15thアニバコンを踏まえて)

 いまさらだけれどもこの続きを書くには今がベストタイミングだと思うんです。

 

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もう何度も言いますが15thアニバコン、ほんとうに素晴らしかった。

 

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あとで40曲も歌っていたと知り、驚きました。

1日目、入場の混雑でスタートが20分押してしまったさい、まさかのMC全カットという決断をNEWSはしましたが、それほどまでにこだわったセトリなんだなと。

実際、今NEWSがみせられるものと、今NEWSがみせたいものと、今ファンがみたいものを調整しながら、削り上げて、磨き上げて、完成させたのであろう、無駄のないセトリでした。

 

何がいいって、最新シングル「BLUE」で始まり、9月12日発売のシングル「生きろ」で終わるんだ。

15周年のNEWSの総轄であると同時に、15年目の最新型NEWSのこれ以上ない力強いプレゼンです。完璧でした。

 

しかし、終演後、友だちと客席でぼーっとしながら述べ合ったのは、

「夜よ踊れ」、すごかったね……

一択でした。 

 

BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)

 

 

だめだ、思い出すだけで心臓が痛い。 たぶん今回の公演のハイライトなんじゃないですか。

てかシングルのカップリングであるこの曲を15周年でやるって、よっぽど反響がすごかったか、よっぽど曲に自信があるかじゃないとできないと思うんですが、たぶん両方だよね。NEWSの最先端だよ。

わたし、「BLUE」の感想を書いたとき「次はカップリングの感想書きます!」って書いてたけど、正直「夜よ踊れ」はわたしの知識では全っ然手に負えなくて、どうしたものかと思ってたんです。

今回のパフォーマンスも、まさかの「かっこよすぎて観ていられない」という状況に陥って下を向いたり天を仰いだり両手で顔を覆ったりしていたので記憶が断片的ですが(←愚か)、このタイミングでこの曲の魅力を改めて考えてみます。

  

色気

音源でも、「こんな声…聴いたことない…!」と震えましたが、ライブで観てもやっぱり、「待ってよ……わたしこんなNEWS知らないよ……」って思った。 

これまでも、まっすーの「もっと感じさせてやるよ」や、「EMMA」の腰振りやリップ音、「Sweet Martini」、「EROTICA」など、NEWSの色気がドバドバな曲は数多くありましたが、「夜よ踊れ」の色気はこれまでのどの色気とも違う。

シゲアキ氏の小さめのサングラス(2日目)とか、テゴマスのフェイクとか、シゲアキ氏のセリフとか、端的に色気を示す箇所はありましたが、細部がどうっていうよりも全体としての色気がすごいんだよな。

やっぱりキーボードとブラスとベースっていうジャジーなアレンジはデカいはず。そして細かく刻むリズム、緩急激しい展開、横ノリのグルーブ。

アイドルのアニバーサリーコンサートでやるには、演者側にとっても、ファンにとっても、あまりにもレベルの高い曲。

それでもこの曲をセトリの、いちばん盛り上がる中盤にぶっこんだっていうのは、やっぱめっちゃ自信があったんだろうし、めっちゃ聴かせたかったんだろうなって思う。くーーーーかっこいい!!

 

「ファンにとってもレベルが高い」と書きましたが、これってペンラを縦に振ってればいいっていう曲じゃないじゃないですか。われわれも踊らなきゃいけない曲じゃないですか。てかあのときほど手首にかけたペンラを邪魔だと感じたことはない。クラブで聴いて踊り狂いたい曲だと思っていたけれど(というか家で踊ってる)、スタジアム規模の会場を一気にクラブ化させてしまうこの曲のもつオーラと、こんな難しい曲をモノにしてるNEWSさんたちのセンスには感服しました。

それにまさかこの曲を生バンドで演るなんて、誰が想像したでしょうか。しかも手練れのミュージシャンを揃えた豪華バンド。この1曲だけで8000円の価値あったよーー!! おかあさーーーん!!(何)

 

そういやちょうどこのあいだ、フジロックのために来日してたAnderson Paakの単独公演を観にいったんです。

 


Anderson Paak & The Free Nationals NPR Music Tiny Desk Concert

 

Anderson Paakも全編生バンドでお送りしてて、というか彼はラップも歌もめっちゃうまくて気持ちいいのに、ドラムも超絶テクっていう超人なんですが、もちろん贔屓目込みだけど、NEWSもグルーブは全然負けてないなって思いました(もう一生贔屓目は抜けないんでそこはほんとごめんなさい)

わたし生バンドで演るブラックミュージックって大好きなんですが、「夜よ踊れ」のおかげでもう一段階好きになった感ある。あー、NEWSのコンサートで踊りまくりたいなー! そんな日が来ますように!

メロディの妙

そしてメロディ。4人がいちばん得意な音域も、綺麗なファルセットも、低くささやくような声も、地声で叫ぶような箇所も、滑舌のいいラップも、気持ちいいフック入れてくるラップも、全部ある。NEWSの声の魅力全部入ってる。まさに至れり尽くせりだし、おかげで耳が全然ついていけない。

そう、耳の翻弄感がすごい。

NEWS4人の声ってそもそもバラエティに富んでて、曲が単調にならない&それぞれのキャラが立っていて役割分担されやすいのだけれど、この曲では4人の声が息つく間もなく入れ替わり立ち代わり入ってくるから、落ち着いている暇がない。嵐のように一気に襲い来るイメージ。Aメロはまだ落ち着いてられるけど、1回サビに入ってからの怒涛の勢いといったら。この曲、3分43秒なんだけど、明らかに情報過多だと思うんだよ! 2倍くらいに間延びさせたって全然いいのに!

でもそれが逆に、「夜よ踊れ」がポップスの定石を踏襲しつつ、ポップスの定義を塗り替えるようなチャレンジングな曲だってことの根拠になるんでしょうね。見事…。

各個人の歌声のネクストレベル感

ロディアスなパートは主にテゴシゲ、ラップのパートは主にコヤマスというこれ以上ない適材適所感には舌を巻くばかりだけど、そもそもそれぞれの歌唱のレベルがまた上がってない?! ひとりひとり指摘させて!

(『EPCOTIA』のときにも同じような記事を書きましたが、自分のフェチを深められるので楽しいんですよね! )

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手越祐也

高音フェイクはてごちゃんの武器であることはこれまでも散々指摘してきましたが、これまでのフェイクとは質が違うような気がした。

これまでのフェイクがヴァイオリンのような弦楽器だとしたら、「夜よ踊れ」のフェイクはサックスみたいな管楽器なイメージ。息の入れかたかな? それが控えめながらもむせかえるような、熱を帯びているようで冷たい、手越祐也独特の色気を生み出していると感じます。

しかもイントロからブレないフェイクを聴かせてくれるんで、曲の期待値が一気に高まる。サビをぐわーーーっと盛り上げるフェイクももちろん気持ちいいんだけど、ひとつのパーツとしてこんなに質の高いフェイクがあるっていうのはグループとしてのNEWSの強み。

そう、この曲ではガンガン前に出ない、ひとつのパーツとしてのてごちゃんがめっちゃ効いてます。シゲとオクターブ違いでハモる箇所とか、あれ最高。

だけど「微笑みのマリア~」部分や、「お楽しみはこれからじゃない」部分、地声であそこまで軽々と出せちゃうのはやっぱてごちゃんだけだと思うし、生で聴いたときの迫力はすごかった。

こういうひねった曲で、手越さんの多様な声が聴けるのはすごくうれしい。もっとくれ!

増田貴久

『NEVERLAND』時にまっすーの歌唱力の進化に驚いてこんな記事を書きましたが、 

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ふり幅、年々広がっているんじゃないか…? 困った…。「夜よ踊れ」でも、4人のうちいちばん多くの表情を見せているように思います。

まずは「今日イチのbrilliant choice」の巻き舌よ。まっすーのラップは、ただただ言葉を発していくだけじゃなくてこういうフックになるようなところがあって好き。「徹底HACK」とかね。あんなに細かく刻んでいくラップなのに、そうやってちょっとした遊び心出せるのすごい。もう余裕だな。

からの「ROAAAAAAAAAR!!!!」がカッコイイの権化。声と表情、サングラスかけた(2日目)オーラ含め、圧倒的な存在感。まさに、百獣の王が〈吠える〉姿が見えた。あの、増田さんって実はしっかり筋肉あって、身体の厚みもあるんで脱がせたら王の貫禄ありますし、ずっと水泳もやってるんでしなやかですし、ネコ科にもぴったりです。というわけでどうか『ライオンキング』のシンバ役はどうか増田貴久に…ご検討のほど…(急な売り込み)

からのクロージング、「宵を待つ傍ら/ビルの間でMoonriver」、そしてファルセットでのフェイク。

ここ!!!

ここがほんと腰砕ける。曲のシメはもうほんと申し訳ないけど完全に増田貴久の独壇場。ぜんぶ持ってった。

まっすーの歌声は、息の抜きかたが特徴的だと思っていて、そのおかげで歌詞に体温が加わって、普通に言われたら身構えちゃうような歌詞も口どけ柔らかに、すっと入ってくる。

だけど、まっすーのあの息の抜きかたが、ここまでダイレクトにエロスにつながるとは過去には想像もしていなかった。どエロすぎて最後はわたし息もできなかったもん。まっすーが息を吐くたびにこっちは息止めて聴いてた。

ライブで観た後は、普通に電車のなかで音源聴いててもここで毎回息を殺しちゃうし、毎回鳥肌立つ。

いやほんと…まっすーのジャジーな高音はダメだって……耳が犯されてる感ありすぎるって……もっとくれ……←不穏

加藤シゲアキ 

シゲアキのファルセット押しのわたしなのでAメロものすごいうれしいです。

あとてごちゃんと組んでオクターブ違いのハモリを聴かせるあの部分もものすごく好き。テゴシゲの声質は似ていて、よく通るので実にストレスフリー。

まあ、なんといってもこの曲のシゲアキポイントはあの、「君の、君の美貌が僕を狂わせた」でしょうがね!!

ずるいよねーーーー!! ずるい!!! ずるい!!!!(3度いう)

あれはシゲアキ氏の専売特許だね。他の誰にもいえないね。「美貌」と「狂わせた」というふたつの言葉がこれほど似合う男は世界にいないね。

しかし2日目、サングラスをかけて出てきたときには文字通り頭を抱えましたよ。しかも何あの小さめの丸いオシャレサングラス。え……それを……まさか……? うわああああ外した――!!っていうあの瞬間の会場の悲鳴たるや(えっと、叫びすぎて記憶が飛んでるですがあのセリフのときにサングラスを外したのは合ってますよね?←重症)

というか今回のシゲアキさん、なんか全体的にかなりサービス過多じゃなかったですか?! ファンサも言葉もキメも、いつもより多く回しております感なかったですか? なに?! 15周年だから?! もう無理! それ以上はやめて!!(意訳:もっとくれ) 

あと端的に顔が良い。ゼロのおかげかな。はあ…。前髪下ろしてもあげてても最高だよ…。

小山慶一郎

慶ちゃん、ちょっと痩せていっそうかっこよくなって、スタイルもやっぱりよくって(スタイルが際立つような衣装をまっすーが用意しているんだろう)、今の重めの前髪にふわふわの髪型も超かわいくて、お肌は相変わらずつやつやで、EMMA以来増田貴久以外目に入らない病にかかっているわたしも、今回はまっすーに並ぶくらい目が離せなかった。

にこにこふわふわ笑う慶ちゃんはほんとにほんとにキュートしかなかったし、小走りしながらこっちに向かってぶんぶん両手を振ったり、「渚のお姉サマー」でぴょこっとお辞儀する慶ちゃんなんてたまらなくて、双眼鏡を覗きながら、「ふええええん、きゃわいいねえええ」ってなってた(ただのやべえヤツ)

が、「夜よ踊れ」ではやっぱセクシーさダントツだった。この人は〈首筋〉という最強の武器をもっているんで、ちょっと小首をかしげただけでエロイんですよ。ええ知ってます。

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慶ちゃんのラップは、一音一音がはっきりしててものすごい聴きやすい。 特に「ピンストライプ」の「プ」の発音が好きなのでそこは耳を澄ませて聴いてた(「avalon」の発音しかり、慶ちゃんになると細かいフェチが出てくる)

「ハッタリカマしてMOVE OOOOOOON」もよかった!!! 慶ちゃんって、がーって叫んでも、声が良いんでまっすぐさが失われないけど、「OOOOOOON」は徐々に音が上がっていって、慶ちゃんには珍しい、不思議なフックが生まれていると思います。

 

 

 

というわけで、以上、「夜よ踊れ」の魅力、伝わりましたでしょうか。

 

今回のアニバコンで2日目の制作開放席を当ててくれた友人は、わたしが1年以上にわたるしつこい布教活動を続けた結果、アニバコン応募ちょい前のタイミングでFCに入ってくれた友人でした。彼女はコンサートもCDも「NEVERLAND」を大層お気に召していて、逆にJ-POP史上最高のアルバム(※わたし調べ)である『EPCOTIA』はそこまでぐっときてない、という感じだったんです。それに『BLUE』通常盤にもそこまでたぎってなくて。

理由を訊いたら、「かっこいい系の曲は別にNEWSが歌わなくてもいいかな」と。

からの、

終演後、

 

友人「ねえNEWSのかっこいい曲ってかっこよすぎない?!

 

ですからね。

もう大勝利ですよ

アイドルに対する視線がやたら厳しく、普段から言いたい放題の友人(それでもFC入ってくれた&制作開放当ててくれたから何も言えない)に白旗を上げさせたNEWS。

すごいでしょ?!

これですよ。これこれ。

NEWSのライブの、圧倒的な有無の言わせなさ!!!!

手越祐也の高音とフェイクと笑顔、小山慶一郎のキレキレダンスと滑舌の良さと絶妙な煽り、加藤シゲアキのずるいキメと表情のある声、タカヒサ・マスダの色気とラップと息!!!!

「ごちゃごちゃ言ってないでとりあえず観ればわかる」感!!!!

もちろんずっと前から気づいてたけど、ここまで見事に目の当たりにするとうれしさはんぱなかったです。我がことのようにうれしかった。

 

終演後の友人を観て思いましたもんね、ドリフェス、もらったな」と。

増田先生や加藤先生が衣装や構成に手を抜くはずないし、アウェーで戦いたいってずっと言ってて、アウェーでこそ燃える手越さんがドリフェスに完璧に照準合わせてこないはずがない。慶ちゃんはきっとめっちゃ緊張しちゃうんだろうけど、3人がいるから絶対大丈夫だよ! 巧みな煽りで盛り上げちゃってよ!(てかたくさんのファンが駆けつけるだろうからきっとほぼホームだよ!←)

もうね、遠慮なくがんがんやっちゃってほしい。会場全員に白旗あげさせちゃってください。NEWSなら絶対できるもん。いっつも予想超えてくるんだもん。

 

あーあ、もうすぐ16年目のNEWSが頼もしすぎるなあ。かっこよすぎるなあ。幸せだなあ。

わたしも頑張らなきゃな。

絶対生きなきゃな。

「生きろ」のカップリングも楽しみです。

 

「生きろ」 (通常盤)

「生きろ」 (通常盤)