ポップカルチャー偏愛記

なんだかんだで結局J-POPにどっぷり浸かり救われながら日々を送る30歳の、切々たる日々に触れるすべてのポップカルチャー(主にジャニーズ)についての記録

結局WORLDISTAとは何だったのか、そして〈S〉へ

NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA、オーラスお疲れ様でした!

 

昨日の長野公演を観に行ったばかりなので全然興奮も冷めてないのですが、忘れないうちに今回のツアーについて書き留めておこうと思います。

 

 

 

 

WORLDISTAからログインしたあとのわたしがいちばん強く思ったのは、NEWSが提示する仮想空間が〈有機的〉だったことでした。

仮想空間と聞いてわたしが想起するのは、デジタル、無機質、冷たさ、などといったワードですが、NEWSの仮想空間にはそれらをいっさい感じなかった。

むしろ、すべてに人間にしかできない行動や、人間だけがもつ感情、想い、強さが表れていたように思います。

 

それはまずセットリストに明らかで、「TWINKLE STAR」「AVALON」「IT'S YOU」「BLACKHOLE」「メガロマニア」「JUMP AROUND」など、宇宙感(=デジタル感)の強い、エレクトロな曲を多数揃えていたEPCOTIAツアーとは対照的に、今回エレクトロ寄りだったのは「Digital Love」と「インビジブル ダンジョン」(そして慶ちゃんソロ曲「Going That Way」)のみ。

そもそもアルバム曲がまったくピコピコしていないのもあるし、ライブのために選ばれた過去曲も基本的にオーガニックな音色の曲ばかりでした。

そのなかでも「NEWSKOOL」と「四銃士」はなかなかに唐突で、初めて福岡で聴いたときには「なんで今?WORLDISTAに?」と疑問しかなかったのですが、「四銃士」は全編イルミナートフィルハーモニーオーケストラによる演奏、「NEWSKOOL」は、オールドスクールヒップホップを元ネタにした曲で、地元のブロックパーティでレコード持ち寄ってDJしてた、っていうヒップホップ黎明期のアナログ感が、NEWS側が考えるWORLDISTAの質感にあっていたのかも、と腑に落ちた感じです。

 

もちろん、ピコピコ感、異次元感の強かったEPCOTIAとの差別化を図る、という意図もあったはず。

正直、『WORLDISTA』というタイトルとその意味を初めて見たときには、ガチガチのデジタルサウンドでキメてくると想像していたし、『EPCOTIA』のサウンドの方向性をさらに深く追求する感じかな、と考えていました。

なのでアルバムを聴いて、個人的にはかなり意外だったんです。

ミクスチャー、ピアノ1本のバラード、カズンみたいなクリスマスソング、懐かしいアニメのOP曲みたいな曲(「DEAD END」)、シンディ・ローパーぽいイントロの曲(「CASINO DRIVE」)、とどうも2010年代っぽくないというか、めちゃくちゃ20世紀っぽい雰囲気。

せっかく☆TakuさんやJazzin'parkのおふたりが参加してくれたけど、逆にいまどきのエレクトロサウンドが浮いてたんですよね。

 

その印象はライブ演出でも続いていて、OP映像やインビジブル ダンジョンの映像こそモダンでしたが、

ネプリーグで観たことあるような空飛ぶ船に乗ったり、

メンバーたちが身体で〈NEWS〉という文字をつくったり、

本物の水が流れてきたり、

手描きのロボット(あーなんか改めてめちゃくちゃ象徴的だな)のアニメが流れたり、

桜の木やクリスマスツリーがステージに置かれたり

どでかいドラゴンが現れたり

と、めちゃくちゃアナログだったんです。

(そもそもステージがめちゃくちゃシンプルだったよな。まあそれは、今回のテーマがゴーグルを装着して現れる〈仮想空間〉だから当然っちゃ当然なんですけど。)

 

特にメンバーのソロ曲ではその感覚がさらに強く。

『WORLDISTA』のソロ曲はそもそも、人間の在り方を問うたり、ひとりの人間としての〈世界〉の見方を歌うような歌詞が揃っていて、打ち合わせ無しにこの4曲が揃ったことが信じられないくらいにメッセージ性が強い。

 

「Symphony of Dissonance」で「あなたの代わりはいない」と他の誰かたちのなかに溶け込まない個を称揚し、

「Going that way」で「弱気ならGood bye」と強い心を鼓舞し、

DoLLs」で「俺は人形なんかじゃない」と揺るぎない意志を宣言し、

「世界」で「どうすりゃいいの」と自分に疑問を投げかけ、葛藤し、自分を受け入れ、強くあろうと誓いながら、世界と向き合う。

 

演出だって、増田さんは、脇ガラ空きの白いタンクトップに黒いパンツで、メンステ中央からひとり動かずに照明だけで魅せる

手越くんは、絵具を自ら顔にべったり塗る

シゲくんは、センステでアコギの弾き語り

 

と、これまでのソロ曲史上、もっとも〈生身〉感の強いラインナップで、全員のソロ曲が終わったとき、ああ、この〈仮想空間〉は、ただただ現実世界では不可能なことを楽しむだけの空間じゃない、ということをわたしは感じ始めます。

 

「世界」が終わり、そのままアコースティックに始まる、15周年で4人が共作した「Strawberry」。

ソロ曲でひたすら内省してきた4人が、誰かとの〈記念日〉を寿ぐこの曲を、ステージの上から客席を見つめながら、ニコニコと歌うんです。

 

それがすっごく幸せだったんです。

 

シゲアキさん作詞の「ジョイフル!」をみんなでいっせいに叫ぶのなんて楽しくて楽しくて。まるでEPCOTIA ENCOREのドームを追体験しているよう。

この曲で、この仮想空間は、わたしたちとNEWSがつながるための空間なんだ、とわたしは気づきます。

 

そして4人が四方に散らばって始まる「生きろ」。


何もないステージに無数の金色の光、マイクを握ってひたすら歌う白シャツのNEWS4人。

「生きろ」は加藤さんのドラマで何度も聴いたし、音楽番組でもたくさん披露してくれたし、味スタでもドリフェスでもドームでも観た。だからこの曲の凄さは充分すぎるくらい知ってる。つもりだった。

だけど、今回の「生きろ」の力強さには、改めて圧倒されました。

 

どうして4人は、こんなに必死で「生きろ」と叫ぶんだろう。NEWSは何度も何度も「生きろ」と叫んでいるけど、「生きろ」というメッセージがまったく磨耗していかないのはどうしてなんだろう。

そのときわたしは、慶ちゃんがコンサートの最初に言う「嫌なこと忘れに来たんだろ?!」っていう煽りを思い出しました。

 

「嫌なこと忘れに来たんだろ?」には、自ずと「嫌なことは俺たちが忘れさせる」という宣言が含まれていると思うんです。

嫌なことは俺たちが忘れさせる。

その宣言に、わたしは慶ちゃんの、NEWSの、アイドルとしての矜持、アイドルとしての責務に自覚的な姿勢が見えて泣けてくる。

そして、そんなアイドルの彼らが、わたしたちファンとの記念日を優しく歌い、幸せそうに笑う。

「生きろ」と100%の力で伝えてくる。

 

彼らはアイドルとして、ただ日常から離れたハッピーな空間を提供してくれているだけじゃない。

日常に生きるわたしたちの苦しみや葛藤を知り、分かち合い、それでも生きるわたしたちを支え、共に闘おうとしてくれている。

 

NEWSの〈仮想空間〉のなかで、わたしはそう感じたんです。

 

 

NEWSの〈仮想空間〉は、今ここに生きる自分を忘れるための空間じゃなくて、今ここに生きる自分のための空間。

今ここで生きていることを、実感するための空間。

今ここに生きる自分が、NEWSとつながるための空間。

今ここに生きる自分が、明日も現実を生きるための空間。

 

 

DoLLs」から「生きろ」までの流れをライブを観て、わたしはついにWORLDISTAという仮想空間を理解できたような気がしました。

 

まあ、結局は、NEWSは最強のアイドルだし、NEWSは常にファンのことを思ってくれているっていう、ずっと知ってたことを改めて思い知っただけ、という感じもするけどな。

ブレないですよね、NEWSって。

 

というわけで駆け足ですが、これがわたしの〈WORLDISTA〉でした。

アルバム聴いてただけじゃここまで思い至らなかっただろうな。コンサート観に行けて本当によかったです。神様、ヲタ友のみなさま、ありがとう。

 

 

 

さてさて、次は〈S〉なわけで、それはもう否応無しにいろんな妄想をしてしまうね!

 

いや、EPCOTIAではライブのエンディングで4人がアイギアを着け、WORLDISTAを示唆していましたよね? でも今回は、アイギアを外した4人が微笑んで終わった。

 

ねえ…

 

ということはさ…

 

次ってWORLDISTAの世界の話じゃないじゃん…

 

現実

 

じゃん!?

まさかなんだけど! それ全然考えてなかった!!!

 

え、てことは!!? 造語じゃないんじゃないか?! シンプルな単語なんじゃないか?! え、「SIMPLE」?←雑

あ、アイギアを外した4人が微笑んでたから「Smile」かも?!←また雑

 

あるいは、MCでの慶ちゃんやシゲの意味ありげな「NEWS伏線張るよね〜」というトークから予測すると、実はもう発表されている……? 「Strawberry」は15周年の曲だからないとして、「SPIRIT」…?

NEWSの過去曲にも「S」から始まる曲めちゃくちゃ多いし……あ、「Smile」って曲あったじゃん!! 「Smile」説!! 強い!!

…というわけでわたしの第一候補は「Smile」にします!!!!

 

いや〜〜〜 とか言って〜〜 やっぱりゴテゴテの造語なのかなあ〜〜〜 いやでもな〜〜〜 次は現実だからな〜〜〜 地に足ついてるんじゃないかな〜〜〜

 

発表まではまた来年まで待つことになるのでしょうが(待てない!)、めちゃくちゃ楽しみにしています!!!!

 

 

(追記)

とか書いてたら!! ねえ!!!! 友人から送られてきたこのリンク!!!

 

NEWS - STORY - ご案内|NEWS|Johnny's Entertainment

 

え???!

は?!!!

 

S T O R Y

 

?!!?!?!?!?!?!?!??!?!

 

 

はああああああ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

 

そうか、今までのすべてはNEWSと築いてきたストーリーだったのか!!

で? NEWSが〈現実の〉ストーリーを募集すると!!

 

はああああああ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

え、待ってわたしめちゃくちゃいい線いってなかった?

 

・次は現実

・造語じゃなくてシンプルな単語

・これまでの曲に出てきてる単語(「Love Story」etc…)

 

惜しい〜〜〜〜〜!!!!

読みの甘さが出ちゃったよな〜〜〜〜!!!!

ちょっくら探偵に弟子入りしてきますわ!!!!

 

とにもかくにも楽しみです!!!!